エサづくり
キャンプ最終日の朝
スープとパンの朝食を食べながら、
息子と帰り道にする予定の釣りの話をする。
道具は車に積んであるので、場所とエサがあればよい。
スープに入れずに1本だけ残しておいたソーセージをエサにすることにした。
僕が食器の後かたづけをしている間に、息子にエサの準備をさせた。
包丁とまな板を預け、魚が釣れそうな大きさに刻んでおくように言った。
家庭で大人が使う大きな包丁、油分でツルツルすべるソーセージに悪戦苦闘しているが、放っておいた。
テントやタープの撤収をし、
車でさらに山道を登る。
上流のキャンプサイトから下ってくる車も多く、
ドアミラーをたたみながら、ギリギリですれ違う。
苦労して登った割には、釣りができそうな場所は無かった。
今度は下って、丹沢湖あたりまで下った。
結局、素人でも釣れそうな良い場所はなかった。
あきらめて、キャンプ場の管理釣り場に戻った。
竿代500円を払うとエサのイクラを10数粒もらえる。
せっかくなので、息子が苦労して刻んだソーセージをこっそり針に付ける。
これが、効果てきめん。
赤い皮を付けておくとさらに良いみたいだ。
ニジマスがガツガツ食ってくる。
さすが、シャウエッセン。
釣った魚は1匹210円で引き取らなければいけない。
昨日、キャンプサイトで食ったニジマスはうまかった。
新鮮な魚を炭火の強火の遠火で焼いたのだからうまいはずだ。
息子もそう思ったらしく、キャンプに来れなかった妻と長男に食べさせたいらしい。
4匹もあればいいか。でも、もっと釣りたい。でも、1匹210円。
僕は竿を置き、釣り場の反対側でカメラを構えて、釣りをする息子を撮ることに専念した。
8匹釣って終了。
なるべく新鮮な状態で持ち帰るため、あらかじめクーラーバックを川の水に浸しておいた。これで、気化熱で少しは冷えるはず。
飲み終えたペットボトルに川の冷たい水を詰めて保冷剤代わりにした。
山を下り、国道246号に出るとやっとコンビニがあった。
遅い昼飯と角氷を買い、急いでクーラーバックのペットボトルと氷を入れ替える。
数時間かけて自宅にもどり、片づけをしながら思った。
せっかくだから、炭火で焼くか。
炭火を起し、8匹のニジマスをさばき、妻が買ってあったエビもいっしょに下ごしらえした。
今度は息子が僕の手の先を撮影する。
釣り終えた時、となりの家族に息子は聞かれた。
「何でそんなに釣れるの?エサは何?」
僕がいいよと言うと
ソーセージであることを話し、
もう帰るからと残りエサをその子にあげていた。
自宅では、
妻と長男にニジマスをおいしいでしょ?とすすめている。
自分の作ったエサで釣って、食って、食べさせて。
とても満足だったんじゃないかな。息子にとって。
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キャンプ場でダッチオーブンクッキング入門と題された料理教室に参加した。

ふたをして、炭を乗せ、火の番もしてくれる。
オーブンに入れたら、後はガマンというか、ほったらかし感覚でできてしまうのがこのダッチオーブンのすごいところ。



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